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「レーザーペッカーで、オリジナルのはんこは作れるの?」
そして結論からいうと、レーザー加工用のゴムシートを使えば、LaserPeckerでゴム印を作れます。特にLP4は、公式サポートにゴムシートの設定値が載っているので、はじめてでも条件をそろえやすい機種です。
そこでこの記事では、LaserPecker公式のガイドと素材設定一覧(2026年10月4日確認)をもとに、ゴム印の仕組み・用意するもの・アプリの設定・彫り方を順番にまとめました。なお、運営者はゴム印を実際に作ってはいないため、公式の情報にもとづく解説としてお読みください。
⏱ 先に結論:ゴム印づくりのポイント
- 素材:「レーザー加工対応」と書かれたゴムシートを使う
- アプリ:画像モードを「スタンプ」にすると、左右反転と白黒反転を自動でやってくれる
- 設定(LP4の公式値):青色10W・解像度2K・パワー100%・深さ25%・1回
- ほかの機種:ゴムの公式値はないため、LP4の値を目安に端材で試す
この記事でわかること
- 対応する機種と、公式の設定値の有無
- ゴム印の仕組み(なぜ反転が必要か)
- 用意する素材と道具
- スタンプモードを使った4つの手順
📖 どのレーザーペッカーがゴム印に向いているか気になる方は、こちらもあわせてどうぞ。
レーザーペッカーでゴム印は作れる?公式の設定値があるのはLP4
まず、機種ごとに公式の情報を確認しておきましょう。実は、ゴムシートの設定値が公式に出ているのはLP4だけです。一方で、LP5は商品ページの対応素材に「ゴム」と書かれています。
| 機種 | ゴムの公式情報 | この記事での扱い |
|---|---|---|
| LP4 | 公式サポートにゴムシートの設定値あり(青色10W) | 公式値でそのまま試せる |
| LP5 | 商品ページの対応素材(青色レーザー)に「ゴム」の記載あり。設定値は未掲載 | LP4の値を目安に端材で試す |
| LP2・LP2 Plus | ゴムの設定値は未掲載(LP2 Plusは感光性シリコーンの値あり) | LP4の値を目安に端材で試す |
| LP3 | ゴムの設定値は未掲載(シリコーンの値あり) | 赤外線1Wの刻印向けの機種。ゴム印には向かない可能性 |
| LX2 | 対応素材に「シリコン」の記載あり。ゴムの値は未掲載 | LP4の値を目安に端材で試す |
※ 公式サイトの商品ページ・素材設定一覧・サポート記事(2026年10月4日確認)。
つまり、手順どおりに進めやすいのはLP4です。ただし、ほかの機種でも作れないわけではありません。そこで、LP4の値を出発点にして、小さな端材でパワーと深さを少しずつ変えながら試すのが近道です。
💬 まずは、LP4以外を持っている方は端材で1回テストしてみましょう。一方で、これからゴム印もやりたいという方は、公式値がそろっているLP4を選ぶと迷いにくいです。
ゴム印の仕組み:文字ではなく「まわり」を彫る

では、ゴム印はどう彫るのでしょうか。実はここが、いちばんつまずきやすいところです。たとえば木のプレートに名前を入れるときは、文字の部分を焦がして彫ります。しかし、はんこはインクがつくのは出っぱった部分なので、文字を残してまわりを彫る必要があります。
さらに、はんこは押すと左右が逆になります。そのため、データは左右反転しておかないと、押したときに鏡文字になってしまいます。
🙋 反転って、自分で画像を加工しないといけないの?
💬 ご安心ください。実際には、LaserPeckerのアプリにある「スタンプ」モードが、左右反転と白黒反転を自動でやってくれます。
用意するもの:レーザー加工用ゴムシート・持ち手・インク
次に、材料をそろえます。最低限そろえたいのは次の4つです。
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レーザー加工用ゴムシート
「レーザー加工対応」と書かれたもの
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木の持ち手(台木)
ゴムを貼る土台
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接着剤・両面テープ
ゴムと台木を貼り合わせる
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スタンプ台
押すときのインク
特に大事なのがゴムの種類です。実際に公式ガイドでも、レーザー加工に安全なゴムを選ぶよう注意しています。つまり、どんなゴムでもよいわけではありません。そのため、商品説明に「レーザー加工用」「レーザー加工可能」と書かれたシートを選びましょう。
たとえば、楽天では次のようなレーザー加工用のゴムシートが買えます(価格は2026年10月4日時点)。
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また、持ち手には無地の木製の台木が便利です。そのうえで、サイズの合うものを選び、ゴムを台木より少し小さめに切って貼ると仕上がりが整います。
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ゴムのはんことシャチハタ型の違い
なお、公式の素材設定一覧には、ゴムとは別に「感光シール」「感光性シリコーン」の値もあります。具体的には、インクがしみ出すタイプのスタンプ(いわゆるシャチハタ型)に使う素材です。
| 素材 | 公式の設定値がある機種 | 公式値の例(パワー/深さ) |
|---|---|---|
| ゴムシート | LP4(青色10W) | 2K:100% / 25%・1回 |
| 感光シール | LP4(青色10W)ほか | 塗りつぶし 2K:1 / 39 |
| 感光性シリコーン | LP2 Plus | 塗りつぶし 2K:5 / 7 |
※ 出典:LaserPecker公式サポート「Rubber Laser Engraving」(2025年6月20日更新)、LaserPecker公式「彫刻・切断用素材設定一覧」(2026年10月4日確認)。
このように、素材によって値は大きく変わります。そこでこの記事では、手に入りやすいゴムシートで作る方法を中心に説明します。
手順1 デザインを作る:太めの線とはっきりした白黒にする
まず、はんこにしたいデザインを用意します。たとえば手書きの文字をスマホで撮った画像でも、パソコンで作ったロゴでもかまいません。
ただし、ゴム印は細かすぎる線がつぶれやすいので、太めの線・はっきりした白黒のデザインが向いています。特に小さいはんこほど、文字数を減らして線を太くすると読みやすくなります。
- まず、白い背景に黒い文字・絵にする(グレーやグラデーションは避ける)
- 次に、細い線・小さすぎる文字は太くする
- さらに外枠をつけると、押したときに形が整って見える
なお、デザインづくりにAIを使う方法は「レーザー彫刻のデザインをAIで作る方法」で紹介しています。
手順2 Design Spaceで画像モードを「スタンプ」にする

次に、LaserPeckerのアプリ「LaserPecker Design Space」に画像を読み込み、画像モードを選びます。ちなみに、公式の操作ガイドによると、画像モードには次の種類があります。
| 画像モード | 公式の説明(要約) | 向いている用途 |
|---|---|---|
| B&W(白黒) | しきい値で白と黒に分ける。色反転もできる | 文字・ロゴの名入れ |
| ディザ | 点の密度で濃淡を表す(コントラスト・明るさを調整) | 写真 |
| ペンシル | 鉛筆画のような線にする | イラスト風の作品 |
| スタンプ | しきい値を調整。左右反転と色反転を自動で行う | はんこ・ゴム印 |
| 2D浮き彫り | 立体的に見える彫り方 | レリーフ風の作品 |
※ 出典:LaserPecker公式サポート「LDS App Operation Guide」(2026年10月4日確認)。
つまり、ゴム印ならスタンプを選ぶだけで、反転の作業はアプリにまかせられます。そのうえで、しきい値のスライダーを動かし、文字の線が途切れず、背景に黒いゴミが残らない位置に合わせましょう。
あわせて、プレビューで文字が左右反転しているかを確認しておくと安心です。なお、アプリ全体の使い方は「レーザーペッカーのアプリの使い方」をご覧ください。
手順3 焦点を合わせて公式の設定値で彫る
続いて、ゴムシートを本体の下に置き、焦点を合わせます。ちなみに公式ガイドでは、LP4の焦点距離は150mmです。そのうえで、次の公式値を入力して彫刻します。
| 項目 | LP4の公式値(ゴムシート) |
|---|---|
| レーザー・焦点距離 | 青色 10W(450nm)・150mm |
| 解像度・回数 | 2K・1回 |
| パワー / 深さ | 100% / 25% |
※ 出典:LaserPecker公式サポート「Rubber Laser Engraving」(2025年6月20日更新)。柔らかいゴムシートでの値です。素材の厚さ・硬さによって結果は変わります。
LP4以外の機種の方へ:ゴムの公式値はないため、上の値を出発点に、端材で小さな四角を彫って試してください。浅ければ深さを、焦げが強ければパワーを少しずつ変えるのがおすすめです。
また、安全のために保護ゴーグルか保護カバーを必ず使いましょう。実際に公式ガイドでも、青色レーザーの光から目を守るよう注意しています。
なお、LP4の性能や価格をくわしく知りたい方は「LaserPecker LP4の評価」もあわせてどうぞ。
手順4 彫りカスを落として台木に貼る
最後に、ゴムの表面に残った彫りカスを落とします。たとえば、柔らかいブラシでやさしくこすったり、水で軽く洗ったりする方法があります。ただし、洗った場合はしっかり乾かしてから次に進みましょう。
- まず、彫りカスをブラシで落とす(必要なら水洗いして乾かす)
- 次に、はんこの形に合わせてゴムを切りそろえる
- そして、接着剤か両面テープで台木に貼る
- 最後に、スタンプ台で試し押しをしてかすれを確認する
もし文字がかすれる場合は、彫りが浅くて背景にインクがついているか、ゴムが台木から浮いている可能性があります。そこで、深さを少し上げて彫り直すか、貼り方を見直してみてください。
煙・においの対策:マスクと換気・空気清浄機を
また、ゴムを彫ると煙やにおいが出ます。実際に公式ガイドでも、ゴムは煙や有毒なガスが出ることがあるため、マスクや空気清浄機を使うよう注意しています。
- まず、窓を開けるなど換気しながら作業する
- あわせて、マスクをつける
- さらに、可能なら卓上の空気清浄機・排気の仕組みを使う
なお、さらに詳しい対策は「レーザーペッカーの煙・匂い対策5選」でまとめています。
よくある質問
Q. 作ったゴム印は印鑑登録に使えますか?
まず一般的に、ゴム印のように変形しやすい印鑑は、印鑑登録の対象外とする自治体が多いです。実印などの公的な用途に使いたい場合は、お住まいの自治体の登録条件を確認してください。そのため、認印や事務用、趣味のはんことして使うのがおすすめです。
Q. LP2やLP2 Plusでもゴム印は作れますか?
公式の設定一覧に、LP2・LP2 Plusのゴムの値は載っていません。そのため、作れるかどうかは端材で試して確かめる必要があります。一方で、手順どおりに進めたい方は、公式値のあるLP4が向いています。
Q. ゴムの厚さはどれくらいがいいですか?
公式ガイドには、ゴムの厚さの指定はありません。たとえば、楽天のレーザー加工用ゴムシートには厚さ2.3mmの商品があります。ただし、厚さが変わると彫る深さも変わるので、はじめは端材で試してください。
Q. 作ったはんこを販売してもいいですか?
販売すること自体はできますが、デザインの著作権・商標や、注文を受けるときのルールに注意が必要です。具体的には「レーザー彫刻機で副業!月5万稼ぐ方法」の「注文から発送まで」をご覧ください。
まとめ:スタンプモードと公式値でゴム印づくりを始めよう
まとめると、ゴム印は文字ではなく「まわり」を彫って、左右反転したデータで作るのがポイントです。とはいえ、反転はDesign Spaceのスタンプモードが自動でやってくれるので、はじめての方でも難しくありません。
| こんな方は | ポイント |
|---|---|
| LP4を持っている | 公式値(2K・100% / 25%・1回)でそのまま試せる |
| LP4以外を持っている | LP4の値を目安に、端材でパワーと深さを調整 |
| これから機種を選ぶ | ゴム印もやりたいなら、公式値のあるLP4が迷いにくい |
なお、LP4の最新の価格はLaserPecker公式楽天市場店で確認できます。
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📊 ゴム印も作れる機種を、スペック・価格でまとめて比べるならこちら。
本記事の設定値・仕様は2026年10月4日時点の公式サイト・公式サポートの情報です。最適な設定は素材や機体によって変わるため、試し彫りでご確認ください。

